JUNNOKI CAR 工房です。
今回は平成19年のダイハツ・コペンの入庫となります。
塗装が腐食してきてしまっているというご相談です。早速、詳しく見てみましょう。
ドア部分が腐食していることがわかりますね。鮮やかな黄色の塗装であるため、剥がれが比較的目立ちやすいです。
車の塗装の大きな役割は、外観を印象付けてバリエーションをもたらすことです。
そしてもう一つ、ボディーに錆を発生させにくくするという効果もあります。
車のほとんどの部分は鉄でできています。そのため、もしも塗装が施されていなければ、雨や雪、潮風に当たるとすぐに錆びてしまいます。
これを防いでくれるのが、塗装です。塗装により、車の表面をカバーすることで、ボディの鉄を守っているのです。
このような役割を持つ塗装の剥がれを放置してしまうと、見た目が良くないだけでなく、さまざまなリスクが生じてきます。
例えば、ボディーの傷やへこみが原因で塗装が剥がれ、それを放置してしまった場合には、内部の錆や腐食が進行してしまう恐れがあります。
さらに錆や腐食が進行し続けると、鉄がもろくなってしまうケースもあります。
最悪の場合は、ボディーに穴が開いてしまうこともあるでしょう。
特に今回のコペンのようなオープンカーでは、ドアの縁などに錆が生じてしまいやすいと言われています。
塗装の剥がれに気がついたら、なるべく早急に修理をすることが大切です。
今回のように狭い範囲の腐食や塗装の剥がれであれば、その部分のみの塗装のみで修理が完了します。
しかし、もし剥がれた塗装や腐食を長年放置してしまうと、内部で錆が進行してしまったり、穴が開いてしまったりするケースもあるため、修理の工程が多くなってしまいます。
その場合は、当然ながら単純に塗装修理をするよりも、多くの修理代金が発生してしまいます。
影響を最小限に留めるためにも、錆や腐食に気がついたらすぐに修理をすることをおすすめします。
今回ご紹介した通り、車の塗装剥がれや腐食、錆つきは、パッと見は「些細なキズ」かもしれません。
しかし、気をつけたいのは、たとえ目に見えているキズは小さくても、その下に錆が潜んでいると、気付かぬうちに徐々に広がってしまう可能性があることです。
ほんの少しの塗装剥がれが、徐々に広範囲の腐食・錆に繋がってしまうことは、珍しくありません。
修理費用を安く抑えるためにも、早めの修理・点検をおすすめします。
沼津市、富士、三島周辺で車の故障や手入れに関してお困りの方は当店までご来店お待ちしております。もちろん、県外からのお客様もお待ちしております。
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